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作品やワークショップの値段を下げてしまう理由と解決方法教えます

作品やワークショップの値段を設定するとき、「値段が高すぎるかも」と思って価格を下げた経験、ありませんか。

もしそんな経験があるなら、値段を下げる癖が付いてしまっています。

値段を下げても良いことはあまりありません。

あまり値段を下げる癖が続くと、作品を作ること自体が苦痛になって、嫌になっていきます。

最後は、やめちゃおうかなとなります。

何故でしょう?

適正な値段設定は、作品づくりを楽しむコツ

値段を安くすれば、お客様は喜んでくれるでしょう。

でも値段を安くしてしまうとどうなるでしょうか。

作品制作に充てた時間分のお金(人件費)、作品を作るために身につけた技術やノウハウのお金(付加価値)、材料費が正しく回収できません。

そのため赤字になってしまいます。つまり作れば作るほど、損するのです。

お客さんは安いから買ってくれますが、自分はちっとも嬉しくありません。

だから、そのうちに「なんのためにやっているの?」と空しい気持ちになってきます。

値段を下げることを続けていけば、傷つくのはあなただけなんです。

そんな気持ちを抱えていたら長くは続かないですし、大好きな作品づくりも味気ないものになってしまいます。

自分の作品レベルに見合った適正な価格を維持することは、作家活動を楽しくする秘訣でもあります。

あなたは、なぜ値段を下げてしまうのか

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値段を上げたいとは思うけど、いろいろ悩んで最後の最後で結局値段を下げてしまう理由を4つ紹介していきます。

作品の値段を下げてしまう理由

  1. お客様が離れてしまうかもしれないから
  2. クレームが怖いから
  3. 高い値段設定に慣れてないから
  4. 反対意見に引っ張られる

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お客様が離れてしまうかもしれないから

本音

本当は1500円で売りたいんだけど・・・・・・

でも、なんか悪いかな・・・・・・。

1500円じゃ高すぎるよね。800円ぐらいにしとこう

値段を上げられない一番大きな理由は、お客様が買ってくれない、離れていってしまうかもしれないと思ってしまうことです。

買ってくれないと困るから、悩みに悩んで最後の最後で値段を下げてしまうのです。

クレームが怖いから

いつも800円で買ってもらっているのに、今日から1500円なんて怖くて言えない!

「なんでこんな高いの?」

「同じような作品を作ってる人は、この値段半分だったよ。」

「昔参加したワークショップは、この値段よりだいぶ安かったよ? どうして?」

と言われたとき、答えられない。どうやって答えたらいいかわからない。

だから、誰からも文句(クレーム)がつかない、つけられないような値段に設定してしまうんです。

高い値段設定に慣れてないから

いつも800円にしているから、なんか1500円にするのが怖い

いつもの低い値段に慣れてしまっているから、今更高い値段に違和感を感じてしまいます。

そのため新しい作品ができても、原価ギリギリかちょっと赤字になるぐらいの低い値段に設定して安心してしまうんです。

反対意見に引っ張られる

AさんもBさんもOKだけど、Cさんは高いって言っている

「高い」「安い」を親しい人にヒアリングしてみることがあるでしょう。

その場合、一人が反対していると反対意見に引っ張られることがあります。

5人に聞いて、4人ぐらいがその価格で「ちょうどいいんじゃない」と答えても、ひとりが「それじゃ高い!」と言うと、「やっぱり高いのかなー」と思って、結局値段を下げてしまうのです。

今日から値段は下げない!解決方法

値段を下げてしまう理由がはっきりしたところで、ではどうやって値段を上げていくか解決方法を紹介していきます。

自分が思うほど他の人は気にしてない

あなた→今度から1500円にしたよ!

お客さん→前はいくらだったっけ?

まず最初に言っておきたいのは、自分が思うほどお客様はそんなに気にしていないことです。

値段設定が高いと思ってるのは自分だけだったりします。

きちんと価値がわかっているお客様は、自身で納得していればそれほど価格に対してシビアではないことが多いです。

実際勇気を出して値段を上げてみると、あっさりOKを貰えて「なんだ、それだったらもっと高くしておけばよかった!」と思うことも多いのです。

言い訳を用意しておく

なんで1500円なの?

お客様の中には、価格の理由を知りたい方もいらっしゃいます。

そのために予め理由を用意しておきます。

理由のサンプルとしては、「◯◯が付いているから」「パーツ数が多いから」「特殊な技術・素材を使っているから」というようなことがポビュラーですね。

だいたいこんな理由で説明すれば、相手は納得してくれます。

パッケージ(包装)をおしゃれにする

人は外見で物事を判断します。

「見た目じゃなくて中身で勝負!」ということは、道徳的には正しいとは思いますが、実際は人は見た目で物事を評価します。しかも直感で、一瞬のうちに無意識的に評価するのです。

だらしない格好の人に会えば、その人の性格もだらしなく評価するでしょうし、きちっとした身なりの人に会えば、自分もキチッと態度を改めるはずです。

パッケージがおしゃれなポテトチップスと、カジュアルなパッケージのポテトチップスがあれば、おしゃれなパッケージの方が高いはずとおもってしまいますよね。

高価な化粧品のパッケージがカジュアルであることは、ほとんど有りませんよね。

これと同じことです。

単価を上げるなら、おしゃれな包装にするべきです。

詳しく リピーター確保に!ハンドメイド用梱包資材が揃う専門ショップはココ!

値段をいくらに設定したらよい?値段設定のヒント

値段を決めるときのヒントとして、自分の売りたい価格を無理矢理にでも設定してしまうと良いです。

800円という作品の値段からスタートすると、だんだん自信がなくなってきて、結局もとのお値段になってしまいますからね。

1500円で売りたいなら、1500円に設定してしまうのです。

そこから、自分なりに1500円の価値を感じてもらうには、なにが足りないかを考えます。

例えば、ちょっと安っぽいデザインになっていたら、どうしたら1500円のデザインになるかを考えるのです。

1作品だと不足だと思ったら、3作品をセットして1500円にするとかもいいですね。

他にも包装方法を工夫して、リボンやシールをつけたりして付加価値を高めることもできます。

安さだけを求めるお客様をどうする?

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値段を上げると、これまで買ってくれた一部のお客様は離れていきます。

本当です。

以前は自分の作品を褒めてくれていたお客様でも、値段を上げた途端に疎遠になってしまう人もいるのです。

これは悪いことなのでしょうか?

いえいえ、そうでは有りません。

そういうお客様との離別は、あなたが前に進むためにしょうがないことです。

離れてしまったお客様は追わない

値段を上げた後に疎遠になってしまったお客様は、値段だけで買ってくれていたお客様です。

あなたの作品には、たいして価値を見出してくれません。

値段だけを見ていたのです。

そんなお客様は離れていっても構わない、そのぐらいの感覚で良いのです。

その変わりに、これからの新しいお客様は、あなたの作品の価値をキチンと見てくれるお客様ばかりになるでしょう。

まとめ:たっぷり利益あったほうが絶対いいことある

ハッキリ言って、安い値段にしてもいいことないです。

「これだけがんばっても、利益赤字だよなー。何やってるんだろう」

こんな思いで作品づくりが続けば、長続きしないです。

今まで好きだったのも大嫌いになってしまうかもしれません。

人間関係もぎくしゃくしてしまうかも。

それよりも、「今回もたくさん利益出た。次もがんばってお客さんに楽しんでもらおう」という気持ちになれた方が絶対良いです。

というか、そういう気持ちになれない限り、前向きに頑張れませんからね。

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こちらのページ(ハンドメイド作家は利益率の高い商売であるべき理由)では、ハンドメイド作品の利益率についての考え方を紹介しています。値段設定の参考にしてください!

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アート・ハンドメイド作品のネットマーケットを15年以上運営してきた経験から、作品販売成功のポイントについて紹介しています。

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