アイキャッチ作品無しで、ハンドメイド展に出展するのは無謀かもしれない

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全国各地で手づくり市やアートフェスタなど、ハンドメイドやクラフトのイベントが盛んです。

地元密着型のものから、企業が主催する大掛かりな規模のものまで、毎週どこかの場所でなにかしらのイベントが開催されています。

私も好きなのでよく見て回るのですが、そこでひとつ気づいたことがあります。

それは人気のあるブースには必ず、ある仕掛けがあることでした。

様々なブースを眺めてみて比較してみましたが、この仕掛があるとないとでは人気の差がまったく違うようです。

意識的にせよ無意識にせよ、人気のある作家さんが必ずと言っていいほど取り入れていた仕掛けについて書いていこうと思います。

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お客さんは何を求めてイベントに来るか

手作り市やアートフェスタなどに来るお客さんは、「なにかおもしろいもの」を見つけたい、発掘したいと思っています。

でもどこに面白い作品があるかはわからないので、お客さんはブースをブラブラと見て回ります。

人気ブースはこうやってできる

そこでパッと目についた作品に興味を示すのです。

「わー、これ何?面白い!」といった感じで、ブースの前に立ち止まり作品を手にとったりします。

一人がブースの前で作品を手にとっていると、他の人も気になって「なんだろう?面白そう」と、そのブースに興味を持って集まってきます。

その内誰か一人が財布を取り出して作品を購入すると、他の人も買い出します。作品の在庫がなくなっていくのを見た人も衝動買いのスイッチが入ったのか、先を争って買うようになります。

こうやって人気ブースが出来上がっていきます。

閑古鳥ブース

人気のあるブースにはお客さんが群がっているのに対して、お客さんが素通りしてしまうブースもあります。

作品のクオリティは悪くありません。値段もリーズナブルで良心的です。出展している作家さんも明るい性格の方です。

でもなぜかお客さんは、ブースの前を素通りしてしまうのです。

その理由として考えられるのは、お客さんの目を一瞬で惹きつける作品が無いことがあります。

お客さんの目が留まらないから、結果としてお客さんはスルーしてしまうのです。

人気の秘訣は、アイキャッチ作品にあった

お客さんは何か面白いものを求めてブースをさまよい、目が留まった作品に興味を示します。目が留まらなかったブースは素通りします。

私は、この目が留まる作品を「アイキャッチ作品」と呼んでいます。

この「アイキャッチ作品」をブースの目立つところに置き、お客さんの目を惹いているのです。

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アイキャッチ作品の仕掛け方

お客さんの目を停めるアイキャッチ作品は、大きく分けて3つあります。

  • 季節のもの
  • ご当地もの
  • 動物もの

季節のもの

季節のものは、お客さんの潜在意識に投げかけるので、お客さんは無意識に季節の作品に愛着を持ちます。

例えば、今が暑い夏の時期だとしたら、涼しいイメージの金魚とか浴衣などをモチーフとした作品を作ってみるのはどうでしょうか。

いつもの作品群の中に季節の作品があれば、その作品がまず目に留まると思います。

ご当地もの

これは地域色に強いイベントで威力を発揮します。

やっぱりご当地もの作品は、お客さんからしたら愛着を持てる作品ということにもなります。地域愛は強いんですよ。

例えば、東京だったら歌舞伎を連想するものとか、富士宮だったら焼きそばとか。そういう地域の特産品を作品に取り込んでみるのです。

目を惹くこと間違いなしです。

動物もの

一番ポピュラーなのは、文句無しに「猫」ですね。

猫をモチーフとした作品は、かわいい!と人気があります。

そのほか、犬などペット系は強いですね。

子供向けだったら、ライオンとかトラとかも有りでしょう。

買ってくれなくてもチャンスはあります

お客さんがアイキャッチ作品を目にして、ブースの前で立ち止まってくれたとしても、購入につながらない場合も結構あります。

それを黙ってみているだけではもったいないです。

それをきっかけにして、名刺とかチラシを手渡ししてみませんか?

「今回はタイミングが合わなくて残念だったけど、ホームページもあるので、よかったら見てくださいね」ということをアピールしてみてはいかがでしょう。

チラシや名刺をもらってくれたお客さんの何%かは、ホームページも見てくれるでしょう。

そこから、あなたの作品に興味を持ってくれるかもしれません。あなたの作家名を覚えてくれるかもしれないのです。

もしチラシや名刺を渡さなかったら、それっきりになっていたでしょう。

アイキャッチ作品を武器にしよう

このようにアイキャッチ作品を用意しておくと、営業上強力な武器を作れます。

たとえその時買ってくれなくとも、次のチャンスへの種まきができるのです。

さらにホームページと組み合わせることで、お客さんの目を長く引き止めることも可能になってきます。

イベント出展でアイキャッチ作品を使いお客さんを引き止め、イベント終了後はホームページに誘導するという仕組みです。

こうやって少しずつでもお客さんを引き止めていくと、徐々にあなたの作品を応援してくれるファンも生まれて来やすいのです。

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