ネットで作品を売るからには責任を持って! 

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ネットショップ、ネットオークション、フリマアプリ、ハンドメイドマーケットなど、誰でも気軽にネットでアート作品やハンドメイド作品を売れるような環境が整ってきました。

これは凄く良いことで、私がハンドメイドマーケットを始めたのも、誰もが気軽に自分の作品を販売できるような世の中にしたい!という思いがあったからです。

誰もが気軽に作品を販売できるということで、素晴らしい環境ができていることは間違いないのですが、一方で最近になって誰でもが販売者になれることのマイナス面も出てきました。

今回は、安易なネットショップ開設やハンドメイドマーケット出展に伴って発生しやすいトラブルについて書いてみたいと思います。

放置されるハンドメイドショップ

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ハンドメイドマーケットを運営していて一番多かったのが、お客様から注文が入ったのに出品者である作家さんと連絡が取れなくなってしまうケースです。(あまりに頻繁に発生したので、以前運営していたサービスで、連絡が取れなくなった作家さんへは一切注文できないようにする仕組みを新たに導入したほどです。)

ネットショップを開設したてのころというのは、熱心に作品を出品したりして頻繁に更新作業に励んで、メールもこまめにチェックしたりします。

でも、ネットショップを開設したぐらいではお客様は来てくれません。

検索エンジンに登録(インデックス)されるには時間がかかる(長いときでは半年~1年ぐらいかかることも)からです。そのために注文も入らず、アクセスも殆どない状態が半年以上続くことも多いです。

この間コツコツを出品作品を増やしていけば時間が経つにつれアクセスも伸びていくのですが、多くの人は半年以上も低アクセス状態が続くと心が折れてしまいます。

その内にだんだんメールもチェックしなくなり、新作の出品もおろそかになり、ショップの更新自体が止まってしまいます。

いわゆる放置状態の始まりです。

それでも毎月固定で利用料のかかるショップ・サービスならショップ自体をクローズさせようと思いますが、出品無料で販売手数料だけかかるショップ・サービスであれば、そのまま放置し続ける場合が出てきます。

あまり放置期間が長いと電話番号が変わったり、引っ越しして住所が変わってしまうことも出てくるのです。

このときにお客様から注文があったらどうなるでしょうか。

いつまで経っても商品が届かず、お客様から連絡しようとしても出品者である作家さんと連絡がつかずにトラブルになってしまうのです。

作家さんは注文が入ったこと自体もわからないのです。

作家としての信用がゼロになる

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当然、お客様は騙された気分になりますね。

作家さんとしては騙そうなんて気持ちはなかったかもしれませんが、結果としてお客様の気持ちを踏みにじることになります。

そうなってしまえば、あなたのお店は確実に信用を失います。

作家としての信用も地に落ちるでしょう。

なぜなら同じようなことが、もし大手ショッピングサイトにあったらどうなるでしょう。

誰もそのショップから買おうとは思わないはずです。

あなただけが放置するならまだ被害は少ないですが、このようなことが頻繁に発生すればどうなるでしょうか。誰も個人制作のハンドメイド作品を買おうとすら思わなくなるでしょう。

そうなれば、真面目にネットショップを運営している作家さんにも迷惑がかかることになります。

ネットの向こう側にいるお客様

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気軽に誰でもショップを持てるようになって、これ自体はとても素晴らしいことですが、ネットの向こう側には必ず人がいることを忘れないで欲しいと思います。

もしあなたのお店が放置しているのだったら、厳しいようですがネットショップは閉めるようにしてください。

まだ続けたいのだったら、面倒かもしれませんが毎日メールを確認するなり責任持って続けるようにしてください。

ネットの向こう側にいるお客様を裏切らないようにすることが、ネットショップでアート作品やハンドメイド作品を販売する作家としての責任だと思います。

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