売れるのが怖い? 作品を売ることに罪悪感を感じる人

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私が以前、クリエイター作品の販売サイトを運営していたとき、あるクリエイターの方からこんな話を伺ったことがあります。

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作品が売れるのが怖い

「自分は作品を売ってお金を稼ぐために作っているのではない。作品を誰かに売ってお金を得ることにどこか罪悪感を持っている。」

そのクリエイターさんは、続けてこう言いました。

「作品が売れてお金に替わってしまった瞬間、自分が汚れてしまったように思ってしまう。だから、売れるのが怖い。

その方は、作品の販売を通して自分の作品をもっと多くの人に見てもらいたい気持と、作品が売れるのが怖いと思う気持ちが、お互いに争っているようでした。

作品が売れれば、もうそれは作品ではなく商品になってしまう。そしたら、その時点で純粋な作者ではなくなり、販売者となってしまう。販売者となってしまえば、作品への愛情が薄まってしまい、作品を売ることばかり考えるようになってしまうのではないか。

そう考えているようでした。

そもそもなぜ作品を作るのか?

なぜ作品を作るのかというと、大半の人が自分の創作意欲を満足させるため、と答えるでしょう。

お金が欲しいからと答える人は、たぶん少数派だと思います。

クリエイターのオリジナル作品というのは、たいして売れるモノではありません。ほとんどの作品は売れないでしょう。

そんな売れない状況の中で、お金が欲しいからという理由の人は、すでにたくさん売れている人と言えるのではないでしょうか?

そもそも売れていなければ、お金のために作品を作るなんて言えないですからね。

欲しい人がいるからこそ

作品が売れるというのはどういうことかと言うと、つまりは、その作品を欲しいと思う人がいるかどうかです。

その作品を欲しいと思う人が多ければ作品はたくさん売れますし、だれも欲しいと思わなければひとつも売れないという訳です。

自然な流れ

誰でも最初は、純粋に創作意欲を満たすために作品を作っていたと思います。

そのうち自分の作った作品をもっと他の人に見せたいと思うようになります。他の人が自分の作品をどう思うかを知りたくなるのです。自分の作品を褒めてもらいたくなるのです。

作ったら人に見せたい、賞賛してもらいたいという気持ちになるのは自然な流れです。誰でもそうですよね。幼稚園児でも、作ったものを誰かに見せたくなります。

作品が売れるということは、その自然な流れの延長線上にあります。

たくさんの賞賛の結果として、作品が売れるということです。作品が売れるというのは、つまりは他人からそれだけ褒められていると言うことなのです。

だから、罪悪感など持つ必要は無いのです。むしろ作品が売れることは喜ばしいことなのです。

作品が売れるのは悪くない

私は、お金のために作品を作るということも別に悪いことではないと思っています。

なぜなら、欲しいと思う人がいなければ作品は売れませんから、お金のために作るということは、欲しい人の為に作るということだからです。

それは陳腐な作品を作るということではありません。いい加減な作品を作れば、あっという間に欲しい人などすぐにいなくなってしまうからです。

ひとつ作品が売れれば、もっと作品を売りたくなります。でも、それは悪いことではなく、自然な流れなのです。もっと作品を褒めて欲しいと思うのと一緒なのです。

売れるのが怖いのは、まだ売れたことがないから

人間は、あんまりよく知らないことや理解できないことに対して不安や恐怖を感じます。でも一度理解してしまうと、恐怖は消え去ってしまうものです。

電気が消えて真っ暗で何も見えない部屋にいるのは不安ですが、電気が点いて明るくなれば不安は消えて安心します。

それと同じように、売れるのが怖いと感じているのは、実は、まだ売れたことがないことが原因なのかもしれません。

一度作品が売れれば、そんな不安や恐怖はどこかに消えて行ってしまうことでしょう。

罪悪感を持つのは今日で終わりにしよう

罪悪感を持つのは、もう今日で終わりにして、どんどん作品を売っていきましょう。

オリジナル作品というのは、そう簡単に売れるものではないですが、全く何も売れないということでもありません。

売れるヒントは、あなたの作品を欲しいと思う人がいるかどうか、です。

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